ネタバレはしなかったつもり・・・。
■『island』
『ダブルアーツ』の古味直志先生の読みきり。
第39回十二傑新人漫画賞準入選作品。
審査員は天野明先生。
同賞をとった作者は史上2人目。
ちなみに1人目は「魔人探偵脳噛ネウロ」の松井優征先生。
『ダブルアーツ』1巻に収録されています。
■あらすじ
「私(マルー)には夢があります。それはこの子(アイラ)と一緒に“外の世界”に行くことです。」
“壁”によって閉ざされた世界。
400年の間
男達は大地を掘り太古の遺物を発掘し、
女達はわずかな日照時間で得られる植物を育て、
なんとかいきてこれた人達。
しかしそのうちに人々は文明を忘れ文字を無くしてしまった。
いまや文字が読めるのはマルーという女の子1人だけ。
(表紙の女の子。)
マルーとアイラは過酷な今の生活から脱却し、
外の世界、壁の向こうに行こうと色々試行錯誤する。
しかし大人たちはそんな夢みたいなことばかり言ってないでみんなの手伝いをしなさいと言う。
それにアイラは反発する。
「夢なもんか!!
それならあたしだってききたい!!
そっちこそなんであきらめちゃうんだよ!!
外にさえ出られればこんなとこでくるしい生活しなくていいかもしれない!
なんでみんな壁を越えようと努力しないのさ!!」
それに対して大人達は黙り込んでしまう・・・。
そんなある日、
アイラは14歳の誕生日を迎えた。
長老が見せたい物があるとアイラを呼び出す。
連れて行かれたのは立ち入り禁止になっている鉱穴。
その中には壁の外にいける昇降機があった・・・。
■雑書
これ以上はネタバレになってしまいそうなので書きません。
ただ言える事。
この作品は読みきりの中ではトップクラスのおもしろさ。
なにもかもがすごい。
是非読んでみて欲しい。
ちなみに最初なのでレビューが簡単そうな読みきりにしてみました。
稚拙な文で申し訳ありません。これからも頑張ります。
コメント等いただけるとすごくボクは喜びます。
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